第71回日本臨床外科学会総会会期中の2009年11月20日、午前中のセッション「女性外科医を増やすために」の終了後、日本女性外科医会の発足式が行われました。事前の案内が間際だったこと、当日の発足式のポスターが目立たなかったなど不手際もありましたが、当日は39名の参加者があり、和やかに開催できました。

愛知医科大学の萬谷京子先生の熱のこもった司会のもと、発起人を代表して東京慈恵医科大学の川瀬和美先生よりこの会が発足するまでの経緯と趣旨の説明がありました。その後、発起人メンバー(女性外科医支援委員会委員長 明敬会重城病院 寺本龍生先生、副委員長 東京慈恵会医科大学 川瀬和美先生、副委員長 東京女子医科大学 冨澤康子先生、国立がんセンター 明石定子先生、東北大学 川本俊輔先生、新潟県立がんセンター 神林智寿子先生、鹿児島大学 高松英夫先生、国立病院機構長崎医療センター 永田康浩先生、東京大学 野村幸世先生、愛知医科大学 萬谷京子先生、九州大学 水田祥代先生)が紹介されました。

 続いて来賓の日本臨床外科学会総会会長 谷川允彦先生、日本外科学会理事長 里見進先生、日本女性外科医会顧問 寺本龍生先生、同 水田祥代先生より大変示唆に富むお話をいただきました。
 最後は、参加者全員で会の活動を通して理想を実現するために少しずつ前進していこうという気持ちを確認し、会を終了しました。